まかせて通信134号2009.12.15発行

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第一回ポスティングサミットin 東京■

9月9日(金)東京新宿のホテルで「第一回ポスティングサミット」というイベントが開催されました。日本ポスティング協同組合の主催ですが、組合員ばかりではなく幅広くポスティングに関わる企業の方々が参加されていました。たとえば、大手広告代理店、ポスティング会社へ発注するクライアント(お客様)の皆さん、印刷会社、物流会社の皆さん、これからポスティング業へ参入しようと考えている企業の皆さんなど総勢150人を超える人たちが集まりました。


「テーブルメディア」という言葉■


基調講演では、電通テックという大手広告代理店の取締役のかたが、
マーケティングの話をしてくれました。電通グループでは、日本全国
の広告やメディアの研究や統計をとっており、今、普通の家庭の食卓
に載る紙媒体を「テーブルメディア」と称して調査しているということでした。テーブルメディアと言うのは、具体的に言うと
1.折込チラシ
2.ポスティングチラシ
3.DM
の3種類のことで、いずれも60%〜70%の人が閲覧する強力なメディアという位置づけでした。中でも最も閲覧率が高いのは、3のDMでした。

 


ポスティングが認知・信頼されないわけ■

電通グループの約3000人の営業マンが全国で、このテーブルメディアをお客様に提案したところ、1の「折込チラシ」と3の「DM」はすでに認知度もあり信頼性が高いのに対して、2の「ポスティングチラシ」はまだまだ認知度も信頼性も低いことが分かりました。その原因は次の3つに絞られるそうです。
1.狙ったターゲットに効率よく到達できるのか?
2.何か事故があったときの体制は万全か?
3.配布方法や価格はどのような条件で決まるのか?
これから、ポスティング業界としてはこの3つの問題にきちんと対応していけば、大きく伸びる業界であるということでした。また、折込チラシというのは、海外にはない商売で日本の新聞宅配の配達網があるからこそ成り立つ商売であるのに対して、ポスティングやDMは十分海外進出できる商売であるという指摘もありました。


配布員と会社の関係はどうあるべきか?■

スポーツ店基調講演のあとは、20人ぐらいずつのグループに分かれて分科会がありました。私は、「配布組織のあり方と管理体制」という分科会に出席しました。そこでは、各社の配布員さんの組織運営のノウハウが発表されました。「行政の配布物を配ることになってから、配布員さんの意識が高まった」、「警察から腕章をもらって配っている」、「ユニホームを揃えて配っている」などさまざまなアイディアが出されました。どこの会社もポスティングの品質向上に真剣に取り組んでおり、数百人、数千人の配布員さんを抱える会社の悩みはどこも同じなんだと感じました。毎月配布レディさんのミーティングを開いている九州のポスティング会社で実際にあったこととして、こんな話をされていました。ミーティングでは、いつも同じ注意事項の話ばかりでつまらないと思っていた配布員さんが、39回目(登録して3年3ケ月目)にやっと毎月ミーティングを行う意味が分かったと言ってくれたという感動的な話もありました。同じことを何回も分かってもらえるまで根気よく配布員さんに伝える努力が会社側に必要なんだと感じました。


第一回、場外会議■

サミットの翌日9月10日(土)には、東北4県(宮城県、岩手県、山形県、福島県)でポスティング事業を行っている(株)アオバヤの社員さんと当社の社員の合同場外会議が開かれました。同じ多店舗展開するポスティング会社として、営業の成功ノウハウの発表会、また配布員組織担当者
によるミスクレームトラブル発表、及びノウハウの情報交換会として東京で開催しました。両社合わせて約30名の社員が集まり、交流しました。短い時間の中、非常に濃い会議となりました。


「配布確認」を3年以上続けている■

(株)アオバヤさんでは、4県の6拠点で約2000人の配布員組織を運営しています。そこで非常に大事にしているのは、「配布確認」という行動です。これは、各エリアごとに配布終了直後に、エリアにきちんとチラシが投函されているかどうかを社員やリーダーが一般住宅にチェックに行くという内容です。配布確認は、毎週2日間、全社員の義務として時間をとることになっており、これを3年続けているため配布精度がかなり高くなりお客様からの信頼が高くなっているとのことでした。配布員さんとは、お互いに不信感を持っているかと言うとそうではなく、配布員さんも自分がきちんと配っていることを社員やリーダーさんがチェックしてくれて評価してくれることを歓迎しているそうです。


当社でも配布確認を各地で続けていきます。■

当社でも(株)アオバヤさんの配布確認を参考に、各地のまかせて●●で配布確認を行っています。これは、配布員の皆さんがちゃんと配っているかどうかを疑って行うわけではなく、配布されていることを確認する作業を通じて、配布の現場を理解してお客様へ胸を張って報告できるようにするという意味があります。もし、配布の仕方に問題があれば、すぐに配布員さんへ指導に行き、改善をお願いすることになりますが、これは配布品質を上げて、この業界が健全に発展していくためには必要なことだとご理解をいただきたいと思います。
ポスティングサミットで大手広告代理店さんが言っていたように、ポスティングは魅力だが、信頼性が低いと言われたことを少しでも改善する取り組みですので、よろしくご理解のほどお願いします。





 11年9月15日現在  (有)ペーパー・シャワーズ 代表取締役 村松昭文