まかせて通信134号2009.12.15発行

※まかせて○○は、(有)ペーパーシャワーズの登録商標です。(特許庁 登録第4623103号)

新年あけましておめでとうございます。■

2012年、辰年がスタートしました。昨年は日本に大きな災害が沢山起きましたので、今年はどうぞ穏やかな1年になりますようにと元旦に神仏に願ったひとも多いと思います。前回の辰年は、2000年ミレニアムの年ですが、この年に当社(有)ペーパー・シャワーズが設立登記されました。辰年が一巡し、当社も次の段階に向かって上昇しようと考えています。日本では、1年に数万の会社が設立されますが、またその数と同じくらい倒産、解散の憂き目にあっています。その中で12年間続けてこれたことは、ポスティングと軽作業という事業が社会に受け入れられたのではないかと思います。もちろん、当社社員、配布員、お客様など多くの人たちに支えられて、続けて来られました。


当社の新年会■

1月20日(金)に、当社の新年会が松本市内のホテルで開催されました。今年も外部から2名の講師の方をお呼びして、お話をお聞きしました。テーマは、「ポスティング業における品質管理」です。おめでたい新年の会ですが、内容は配布品質についてです。高い配布品質とは、「お客様の指示通り、ちゃんと配布すること」です。
逆に、配布品質が低いといわれる最悪のケースは、「配布員さんが、配っていないこと。」です。またそのことを報告せずに「うそ」をつくことです。講師のひとり、名古屋でポスティング業を経営されている方のお話は、独自の配布チェック体制により、この5年ほどは、不法投棄事件は皆無になったということでした。当社では、1年に1~2度の不法投棄事件や抱え込み事件が起きており、これが会社全体およびお客様へたいへんな信頼の低下につながっています。数百人いる配布員のうちのたった1人の悪意のある不法投棄で、多くの人がその事件の影響を受けます。また、事件の終息まで多くの労力と時間がかかります。


新年会の5日前に不法投棄事件発生!■

中央自動車道を管轄する中日本高速道路の方から、チラシが捨てられていると電話が入ったのは、当社新年会の5日まえのことでした。早速、まかせて○○の代表者が直行したところ、中央道ののり面に当社から依頼した多くのチラシが散乱していました。当社から出したそのままの束もあり、すぐに配布員Aさんの荷物だったということが判明しました。
早速Aさんを呼んで話を聞くと、「実は知人のBに依頼していた。申し訳ありませんでした。」とあっさりと非を認めました。当社との業務委託契約に違反して、第三者へ再委託していたことが判明しました。


配布員Aへの損害賠償請求■

このようなケースでは、実際にチラシを捨てたのは、Bであっても、Bに依頼した配布員Aの責任になります。配布員Aには、いままでの委託費を全額返金してもらうことと、今後多額になる賠償金請求が発生しますが、すべてをAが支払う誓約書を書かせました。配布員Aが信頼していた知人Bは、これ以降連絡がとれなくなりました。配布員Aは信頼していた知人Bとの関係も破壊され、賠償責任も負うという2重の苦しみを味わうことになりました。当社の営業マンも、捨てられていた会社へ1社ずつ訪問し、正直に話して対応を協議するという苦しい毎日を過ごしています。ひとつの不法投棄事件が多くの人を苦しめ、大きな影響を及ぼすことを身をもって経験しています。


先進的な会社に学ぼう!■

正月そうそうから、重苦しい内容になってしまいましたが、これが現実です。ポスティング会社を経営している以上、現実から目をそらしていくわけにはいきません。早くこのような事件が起きない、正常な配布組織にしていかなければなりません。名古屋のポスティング会社はそれを実現しています。しかし、そのために、すごい苦労をされてきています。当社も、そのような先進的な会社を見習って、社内の管理体制を変えていく予定です。


今年は、ポスティング品質元年■

戦後の日本が長く使えて壊れない自動車や様々な工業製品を作ることに血のにじむような努力をしてきたお陰で、世界から尊敬の眼差しでメイドインジャパン製品が見られています。製造業では、愚直に品質管理を進めてきた結果です。サービス業であるポスティング業界にポスティングの品質管理という言葉はまだ一般的に存在していませんが、日本の製造業に学ぶべき事はたくさんあります。
当社のようにまだ不法投棄がある会社は、配布品質をあげる努力をするのは当然のことです。


高齢者への仕事をつくる最先端の会社■

新年会のもうひとりの講師は、特許の申請などを専門的に行う弁理士という立場の方でした。その方が、「まかせてさんは、高齢者に分かりやすく仕事の指示ができる最先端の会社になればいい。」というお話をいただきました。すでに日本は、世界でも最も早く高齢化社会を迎えています。いま、社会から求められているのは、こうした高齢者の雇用という問題です。当社は、配布員さんとは業務委託契約ではありますが、高齢者のあらたな働き方を提案できる位置にあると思います。


逆境をばねに伸ばすぞ↗↗↗↗↗↗↗↗~↗

配布員さんの不法投棄事件が発生しますと、人間不信になり本当に気持ちがへこみますが、来年のあいさつでは、堂々と当社の配布品質があがってきましたと宣言できるようにしたいと思います。日々いろいろなことが起きますが、すべては私に「気付きなさい!」という信号だと考えるようにしています。こんなことでは、負けないぞ~。
配布員の皆さん、本年もよろしくお願い申し上げます。




 2012年1月22日現在  (有)ペーパー・シャワーズ 代表取締役 村松昭文