■ハウステンボスへ行っておけば良かった■


 長崎県佐世保市にある大型テーマパーク「ハウステンボス」は、2月26日、長崎地裁佐世保支部に会社更生法の適用を申請し、事実上経営破綻した。よく、旅行雑誌や広告にハウステンボス2泊3日の旅とかの文字が踊っていたのを思い出します。このニュースを見て、あ〜あ、ハウステンボスへ行っておけば良かった、と思った方も多かったのではないでしょうか。すでに行ったことのある方は、オランダの町並みや港町を再現した環境との共生を理念にした滞在型の大型テーマパークに感激したことでしょう。筆者も1992年の開園当時からいつもハウステンボスを注目していて、いつか行こうと思っていて結局実現できませんでした。(お金と時間の問題でしたが・・・)

 

■町役場の一職員の夢が実現したテーマパーク■


 なぜ、ハウステンボスに注目していたかというと、ハウステンボス初代社長神近義邦の話が面白かったからです。神近義邦は、定時制高校卒業後、佐世保市のとなりの小さな町、西彼町役場に就職しました。役場で働く時間以外の早朝や夜は、菊の栽培などで精を出す農業青年でした。その彼がひょんなことから、西彼町の55万平方メートルにわたる土地が東京永田町の料亭「一條」に買い占められていることを知り、その土地がラブホテル等で無秩序に乱開発されないように東京へ交渉に向かいます。ところが、「一條」の女将が神近義邦の働きぶりにほれこみ、一條の相談役として逆に迎え入れられ、神近は役場を辞めます。その後、オイルショックで「一條」が経営破綻すると神近も4000万近い借金を背負い込むことになります。神近は、「一條」の再建に取り組み、月曜から金曜日は「一條」の番頭として働き、週末は故郷長崎に戻って観光果樹園の事業にあたるという超人的な生活が続きます。そして、ついに「一條」を見事再建するのです。


 

■長崎オランダ村からハウステンボスへ■


 神近義邦は、「一條」を再建している間も、故郷長崎県大村湾の自然を活かせる事業はないかと常に考えていました。その夢は、「一條」から土地を買い戻し観光果樹園事業を行い、それが紆余曲折を経て、長崎バイオパーク、長崎オランダ村へと発展しついに、地元政財界をまきこみハウステンボスという巨大プロジェクトを成し遂げるのです。小さな町の一職員が巨大なテーマパークの社長として夢を実現していく様は、本当に気持ちの良いストーリーでした。ハウステンボスは、オランダ語で「森の家」を意味し、1000年続く計画都市を目指し、別荘地分譲なども行っていました。従業員は、1700人あまりで地域の雇用にかなり貢献していましたし、昨年度も入場者数は355万人を集めていましたが、多額の初期投資が重荷になったそうです。

 

■タカラブネも東ハトも■


 2月から3月にかけては、洋菓子のタカラブネ(関西方面ではかなり有名)やスナック菓子メーカーの東ハトも経営破綻しました。いずれも一般に馴染みの深い会社でした。ちなみに、東ハトの看板商品は、キャラメルコーンとオールレーズンでしたが、筆者は、「オールレイズン、オールレイズン、旅立ちのアサ〜、トーハト、オールレイズン」というテレビCMがなにか淡く懐かしく思い出されてしまいました。
どうも、会社というものは存在しているうちは、空気のように当然のように続くと思っているのに、いざ、無くなってみると、「ハウステンボスへ行っておけば良かった」とか「タカラブネのショートケーキがもう一度食べたい」とか「オールレイズンを腹いっぱい食べたかったのに・・・」などと無い物ねだりをしたくなるのが人間の性(さが)ではないでしょうか?

 

■湯布院(ゆふいん)温泉との違い■


 さて、旅行ツアーでハウステンボスとよくセットになっていた湯布院温泉という温泉が大分県にあります。旅行雑誌が首都圏のOLにアンケートをとったところ、一番行ってみたい温泉として熱海や草津や別府などの有名で大規模な温泉地を押さえてトップにランクされました。
なぜ、九州の片田舎の温泉がこれほどまでに人気があるのでしょうか?バブル時代、各地の温泉は団体客に備えて大宴会場をつくり、大型バスが何台も入れる大規模な温泉ホテルの建設ラッシュでした。しかし、不況になってからは、企業の社員旅行も減り大型温泉ホテルはどこも閑古鳥が鳴いています。湯布院温泉では、町の人たちが中心になってバブル時代でも大型ホテルの建設を阻止し、個人やファミリーのお客のみをとっていました。手間もかかり、もうけは少ないのですが、個別のサービスに徹した結果、以前からの温泉旅館街の風情がそのまま残りました。道もせまく大型観光バスも入れないのですが、サービスと情緒満点の温泉宿に癒しをもとめる人たちで今では若者からお年寄りまで大人気です。

 

■いつかきっと行くぞ!■


 湯布院温泉の人気が有名になると、各地の温泉ホテルでも大宴会場をなくし、個客に特化した部屋に改装し、団体客を目当てにしない経営に専念するところが多くなりました。しかし、一つの温泉ホテルを改造しても温泉街全体の雰囲気までを変えるのは容易ではありません。かつての温泉街のにぎわいを取り戻すには数十年という長い地道な努力が必要なのです。
ハウステンボスは、神近義邦の1000年続く計画都市に地元行政機関や大企業や銀行など多くの人(団体)が夢を託しましたが、10数年しか続きませんでした。片や湯布院温泉は数百年と続いていますし、これからも綿々と続くでしょう。なぜ、このような違いが起きるのでしょうか?筆者は、専門家ではないので良く分かりませんが、(時間とお金ができたら)死ぬまでに一度でいいから湯布院温泉へゆっくりと行ってみたいと考えています。なにも急ぐことはありません。「湯布院温泉へ行っておけば良かった」と思うことは、ないでしょうから。

 

 

 

  ついに、わが(有)ペーパー・シャワーズも時代の波に逆らうことができずに、インターネットでホームページを開設することになりました。アドレスは、上記のとおりですが、インターネットに接続する環境にある方はどうぞ覗いてみてください。いろいろな工夫をしています。また、まかせて通信の過去のものがイラスト付きで徐徐にアップされていますので、毎月見てみても新しい動きがあると思います。なお、感想などをお寄せいただければ、幸いです。ホームページづくりに参加したい方も申し出てくださいね。

 


新住所

〒400−0822  甲府市里吉2丁目13―23(酵素里吉健康センター隣り)

電話番号は、いままでどおりです。  
電話番号  055−233−8986
FAX番号 055−233−9986

 長野県諏訪市、下諏訪町、岡谷市、茅野市、富士見町などを配布エリアとする「まかせて諏訪」を近々、立ち上げる予定です。正式に決まりましたらお知らせしますが、この地方にお知り合いのある方は、ぜひ、配布員をご紹介ください。よろしく、お願いします。

 

 

 

Q ポスティングしていて嫌な事を言われて落ち込んでしまいました


 ポスティングしていると、「チラシなんか捨てるだけだから入れるな」「うちの郵便受けによけいなものを入れるな」などと住民から嫌みをいわれた経験のある方もいらっしゃると思います。こちらは、仕事としてポスティングしていてもまだまだ住民からの理解不足もあり、「チラシ配り」=「いかがわしいもの」というような考えの方もいます。
そこで、このようなときには、この人は「自分には必要ない」と意志表示してくれたのだと考えてみたらどうでしょうか?その家に配るはずだった1枚のチラシが「いらない」と言ってくれたお陰で、無駄にならず他の家に配れるわけですから、その分、反応が上がる確率が上がるわけです。
筆者もよく配っていると突っ返される事がありますが、その際「このチラシは必要ないんですね、ありがとうございました」と感謝の言葉をかけるようにしています。皆さんも嫌なことを言われても、感謝の気持ちに切り替えて配るようにしてみたらどうでしょうか?
意外とこのような人に限って、新聞折込のチラシはじっくりと見ていたりしますから。そのうちに向こうから、「今度はお宅の配るチラシはいれてくださいね」なんて言われるかも知れません。

 

Q 終了報告や地図のその後はどうなっているんですか?


 配布員の皆さんからは、配布が終了した時に必ず電話、FAXなどで「終了報告」をしてもらう決まりになっています。これらの報告は、会社側で集計して、お客様(クライアント)へ報告するようになっています。期間が短い依頼に関しては、お客様が終了報告を今か今かと待っている場合もあります。朝でも夜でも結構ですので、終了したらすぐに会社にご連絡ください。会社では、るす電やFAXなどで24時間、終了報告を受け付けています。お客様によっては、「配布終了した地区を毎日報告する」とか「配布終了した地区を毎週集計して報告する」などの取り決めがあります。それらの報告は、配布員の皆さんからの終了報告が基本になっています。
また、配布エリアを塗ってもらった地図は、会社で月ごとにまとめて保存されています。これは、お客様からの問い合わせに利用することもありますが、主に配布員のエリア分けや部数の変更のために使われます。
1枚の地図で配布部数が少なければ、部数を増やしてもらうかまたは配布エリアを分けてもう1人配布員を募集することもあります。
配布エリアを記入した地図を、記録・保存していくことは、ポスティング会社としての信頼性をお客様にアピールするためにも大変重要なことです。お客様は、このようなきちんとしたポスティング会社ならと考えてお仕事がいただけるわけです。

Q 配布トラブルにはどのようなものがありますか?


 まれにではありますが、配布トラブルということもあります。チラシが入った家の住民がチラシを見て、そこに書いてあるお客様の電話に苦情を言ってくる人があります。その苦情は、お客様から当社に連絡がきます。このような場合は、当社スタッフが最後まで対応します。配布員の皆さんに聞き取りはしますが、お客様や住民へ対応させることはありませんのでご安心ください。


(例1)・住民からお客様へ「うちにもうチラシは入れるな」という苦情が寄せられたとき。

→お客様から当社へ連絡が入ります。当社では、配布地図上に×をつけて、今後その家には配らないように配布員へ指示します。ときどき、「チラシを取りに来なさい」と言われることがありますが、このような場合は、当社スタッフが丁重に引き取りにいきます。配布員に取りに行かせることはありません。


(例2)・住民からお客様へ「チラシの入れ方が乱雑だ」などの苦情が寄せられたとき。

→お客様から当社へ連絡が入ります。当社では、まず現場に行き状況を把握します。苦情を寄せてきた住民が判明していれば、直接合って話を聞きます。改善余地があれば、配布員へお知らせします。なお、この際、配布員がどこのだれであるかは決して先方にはお知らせしません。当社が会社として対応しますので、個人の責任にすることはありません。配布員が勝手にあやまりに行くようなことはやめて下さい。

ただし、次のような場合は会社としては、配布員個人の責任も追求せざるを得ません。

(例3)・配布物が大量に廃棄されていた場合。

・配布終了報告が来ているにも関わらず、配布されていない場合。
・自分の配布エリア外を意図的に配布していた場合。
・同じチラシを2枚ずつ配布していた場合。


 このようなことが無いように、当社では、「配布が無理な場合は拒否できる権利(拒否権)」や「配布できない場合は報告・連絡・相談(ほうれんそう)をしましょう」と言っていますので、配布員のみなさんはプレッシャーに感じることはないと思います。ちなみに、(例3)のようなトラブルが、当社でも先月とうとう起きてしまいました。この配布員には多額の損害賠償を請求することになりました。今後悪質なケースがありましたら、この通信で取り上げみなさんと一緒に考えていきます。

 

Q 仕事依頼のタイミングがいつなのかはっきりしない


 「仕事の打診が来るのがいつも急ですね」「今週、仕事が入るかどうかがはっきりしない」などの不満があると思います。これらは、まだまだ当社の仕事量が少ないからです。将来構想としては、毎週なんらかの配布仕事を出していきたいと考えています。毎週月曜日、火曜日に当社から皆さんの自宅へ配布物を届けて、週末にかけてポスティングしてもらうというサイクルにしたいと思います。その位仕事が入れば、毎週仕事があるのが当然ということになり、スケジュールもたてやすくなります。そうなったら、現在1000軒ほど配っている方は、500軒ほどにしてエリアを狭めたいと思います。
今後営業活動を強化していきますので、定期的に仕事が入ってくるまで、もうしばらくお待ち下さい。

 

Q スリムモニター表の基本的な疑問


 松本、長野、甲府の配布員の皆さんには、一度は配ってもらっているスリムビューティハウス。このお客様からは、配布時にモニター表を書くことが義務づけられています。これは、100軒に1軒の割合で表札にでている女性の名前を書き写してくるというものです。このモニター表がどのように使われているかを心配されている方もいらっしゃると思います。「書いた女性のところに勧誘の電話や案内が行くのではないか?」「自分のエリアで女性の名前を書きつくしてしまったので、もう探せない」などの疑問です。
 当社では、スリムを配布してもらった人にはモニター表を提出してもらっていますが、これはまとめてお客様に提出しています。これは、東京本社からきている仕事でして、全国のポスティング業者に同じようにモニター表提出を義務づけています。「配布先モニター表」という名前のごとく、これは配布先のモニターであり、エステティックサロンの顧客対象とする女性を探す調査ではありません。もちろん、モニター表に書いた方に営業活動することもありません。(自分の名前を書いてもその後スリムから勧誘があったという方はないと思います)あくまで、配布エリアの管理チェックのためです。また、すでに書いたことのある同じ女性の名前を2回、3回と書いても問題はありません。ただ、全く同じ人を全部書き写すのではなく、無作為に書いてもらって、たまたま前回と同じ人が載っていたという感じにしてもらえればと思います。また、住所がなるべくばらばらになるようにしてもらうと、広範囲に配っているイメージになります。よろしく、ご協力をお願いします。

 

Q 他社からもチラシ配りの仕事をもらっていますが、問題はありませんか?


 当社では、特に兼業を禁止はしていません。ただし、次の事柄には気をつけてください。当社のチラシ配布の特徴として、青少年に悪影響を与える物、特定の政治・宗教団体の物、消費者金融チラシは一切配布していないということを公にしています。そのため、もしこのようなチラシを配っている方は、当社のチラシと絶対に一緒に配らないでください。期間をずらすとか、場所を変えて配ってください。特に最近テレビや新聞でも消費者金融の問題は大きくなってきています。これらのチラシは、当社のお客様も一緒に配られることを嫌がっています。もし、皆さんの中でこのようなチラシを一緒に配った方へは、当社としても今後仕事を発注することはなくなりますので、ご注意ください。

 


注)当社では、違法な取り立てや高金利の消費者金融は一切配りませんが、将来的には、株式を一部上場しているような大手の会社の単独チラシは今後解禁する可能性はあります。

 

Q なぜ、アリコやガルを何回も配るのですか?


 同じようなチラシをよく毎月、毎月配り続けなければいけないの?なんて考えてしまった方も多いのではないでしょうか?これはテレビのCMを思い浮かべてみれば分かると思います。CMは、何十回、何百回と同じものを繰り返し強制的に見せつけられています。そのうちに、そのCMの商品名を覚えたり、CMソングを口ずさんだりしてしまいます。最終的には、その商品に絶対的な信頼を置くようになってしまい、ついついお店で見たときに商品を購入してしまうのです。
ポスティングでも同じことです。何回も何回も同じようなチラシが郵便受けに入ったとしても、最初のうちは余り気にもとめないでしょうが、そのうちにその会社や商品に信頼を置くようになってしまい、安心して購入するパターンが作り出されるのです。特に、アメリカンファミリーやアリコジャパンはテレビCMでも良く流れていますので、同じ商品のチラシが自分の家の郵便受けに入っていることで申し込む人も多くなるのです。
3000万円とか4000万円するマンションや一戸建てを売る不動産業も同じです。1度や2度のチラシ配布ですぐ売れるわけが無いということは、不動産屋さんの方が良く知っているのです。しかし、何回も同じパターンでチラシを投函することで、名前が売れ信頼感が増し、不動産の購入に結びつくのだと言うこともまた経験から学んでいるのです。何回も配るからと言っても手を抜いては、結局だめなのです。どこでどんな人がどのように見ているかは分からないのですから。私たちは、指定された通り、配り続けることが大事なのです。

 

2003年3月20日現在  (有)ペーパー・シャワーズ 代表 村松昭文

 

配布員A子さんとB子さんがいます。A子さんは、ポスティングの際に常に一番効率良く配布することを考えています。B子さんは、常にお客様のことを考えてチラシを配っています。このように2人の性格は異なります。

 配布員A子さんは、犬は、特にきらいではありません。しかし、やはり飛び出してくる犬には、ドキッとさせられます。ある家にポスティングしようとしたところ、遠くに鎖のつながれているのが見えました。しかし、メールボックスまで届く長さかどうかわかりません。くさりの長さがどのくらいか事前にわかる方法はないでしょうか?(もちろんくさりが短くてメールボックスまで届かないならポスティングしようと考えています。)


※こたえは、次号のまかせて通信で。それまでに考えておいてくださいね。

 

 

先月号の問題8の答え

答え:下記の図のように配布すると、問題の犬が吠えだしてからあまり長く配ることがない。

 


 3月になってまた寒い日がつづきました。昨年は3月に桜が咲いてしまって4月の花見シーズンの予定が繰り上がり観光業界には打撃になりました。今年は例年より少し遅めだそうです。桜の木の下を小学1年生が真新しいランドセルで列をつくって歩いているのを見るとほほえましい限りです。いろいろと世間では慌ただしいことがあるのに、春の日差しの下でポスティングしているとそんな世俗も忘れてしまいます。そろそろ田んぼに水が張られて田植えの準備が始まります。田んぼの水に白い残雪を抱いたアルプス山脈が写り、何か絵画でも見ているような気持になります。農家の人たちが秋の収穫を目指して春に種をまくように、私たちもお客様に実りのある収穫がもたらされるように考えてチラシを配っていきましょう。

top

まかせて通信支店住所一覧